2013/08/01

2013年7月20日





夏も本番という感じ。
ぶわっと包まれるような熱気。波打つような雲を見ながら歩く。

夏っていうだけで、何でもできるような気になるのは何故だろう。
何にでもなれるような気がするのは何故だろう。
何でもない殺風景な景色さえ、ラムネの瓶を通して見た綺麗な青に染まるような、
波打つ雲の切れ間に、七色の魚の鱗を垣間見るような、
そんな世界に生きている気がするのはきっと、今が夏だからだ。

会場へ向かって歩いていった。
ひとがぐるりと取り囲むステージでわたしは踊る。
真夏の世界の真ん中で、わたしは何にだってなれる気がした。